宮城県建築物等地震対策推進協議会では、耐震改修工事費を抑えられる工法の導入に向け、「低コスト工法講習会(耐震リフォーム達人塾)」を開催しました。
宮城県における住宅の耐震化率は全国的に高い水準にはありますが、今年1月に発生した能登半島地震において、古い基準で建てられた木造住宅を中心に大きな被害を受けたことを踏まえ、改めて耐震化の重要性が再認識されたところです。
耐震化を促進するためには、耐震改修工事における費用を抑え、所有者の負担を軽減することが重要です。
そこで、全国で先進的に取り組む愛知建築地震災害軽減システム研究協議会の低コスト工法の導入に向けた講習会を開催しました。
<低コスト工法とは>
既存の天井や床を壊さずに補強できる工法や、家の外から補強できる工法のことです。 工事にあたって家の中を片付けなくてもよいことで工期を短縮できること等により、工事費を抑えることが可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。(愛知建築地震災害軽減システム研究協議会のページへリンクしています。)
<概 要>
日 時:令和 6 年 9 月 17 日(火)10 時 00 分~17 時 00 分
会 場:宮城県民会館 東京エレクトロンホール宮城
出席者:建築関係団体及び各市町村(33 団体 65 名)
共催:名古屋工業大学高度防災工学研究センター
後援:NPO 法人達人塾ねっと