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第三次地震被害想定

宮城県ではこれまで、昭和59~61年度の第一次、平成7~8年の第二次と、2度にわたり地震被害想定調査を実施してきましたが、社会的条件の変化などを踏まえたより的確な地震防災対策を講ずるため、平成14~15年度において第三次地震被害想定調査を行いました。
この調査で、想定する地震とその型および規模(Mw:モーメント・マグニチュード)を次のように設定しています。

  1. 宮城県沖地震(単独・海洋型)Mw/7.6
  2. 宮城県沖地震(連動・海洋型)Mw/8
  3. 長町-利府線断層帯の地震(内陸直下型)Mw/7.1

これによれば、1および2の宮城県沖地震では、県北部および仙台周辺の平地において液状化危険度が高くなり、建物の全壊・大破が1ではおよそ5,500棟、2ではおよそ7,500棟、火災による焼失が同じくおよそ2,500棟と2,800棟、死傷者数が同じくおよそ4,100人と6,300人と報告されています。

一方、3の長町-利府線断層帯の地震では、仙台市東部および大郷町の平地で液状化危険度が高いところが分布し、建物の全壊・大破がおよそ15,000棟、火災による焼失がおよそ4,500棟、死傷者数がおよそ12,000人と報告されています。
(参考資料:宮城県 防災関連サイトなどより)

建物の全壊・大破 火災による焼失 死傷者数
宮城県沖地震(単独・海洋型) 約5,500棟 約2,500棟 約4,100人
宮城県沖地震(連動・海洋型) 約7,500棟 約2,800棟 約6,300人
長町-利府線断層帯の地震(内陸直下型) 約15,000棟 約4,500棟 約1,200人

宮城県総務部危機対策課
第三次地震被害想定調査結果の概要
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bousai/ks-sanzihigai-top.html

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